日本画科の実技入試は、鉛筆素描と水彩絵の具による着彩画の2つが課題となっています。素描は写生に基づく解釈で石膏像、静物モチーフなどが出題されます。また、自由にイメージ表現することも近年の流れにあります。水彩による着彩画も素描と同様の事が言えます。当コースでは各大学の入試に対応していくための基礎からの学習として意義ある課題を作成しています。
4月/5月 【 課題1〜5 】
基礎モチーフを中心とした素描。
※日本画における表現の考え方と表し方“写生”についての反復。
サイズ: 木炭紙大パネル・A2パネル・画用紙
6月 【 課題6〜8 】
花と果物をテーマとし、水彩表現の把握。透明水彩絵具の扱い方等。
サイズ: A2パネル・画用紙
7月 【 課題9 】
石膏デッサンか、植物を中心としたモチーフを選び描く。
※画材の扱い方とノウハウを伝授。
サイズ: 木炭紙大パネル・A2パネル・画用紙
8月 【 夏期講習会への参加 】
不参加の場合、4月〜7月までの制作での反省に基づき課題を制作してもらう。
9月 【 課題10〜12 】
自画像制作の人物表現を素描と水彩によって制作する。
※私大受験者は自由に表現するテーマで制作する。
サイズ: 木炭紙大パネル・B2パネル・画用紙
10月 【 課題13〜15 】
自然物(花・果物)と器物の組み合わせの静物と、石膏デッサンのレベルアップ。
サイズ: B2パネル・木炭紙大パネル・画用紙
11月/12月 【 課題16〜20 】
ウィークポイントの補講。改めて自分の足りない面を明らかにして反復する。
直前期間1月〜3月は当学院の講習を受講して下さい。
作品のやりとりは丁寧に!!
作品は一作一作に対する評価を返していく添削を基本としています。作品を制作する前に受講者とこれまでの制作状況等を電話でうかがって、どういうスタートを切って始めるか決定させていただきます。その後も電話連絡は定期的に行ない、書面による解説では補えないニュアンス部分などは御説明します。情感がおろそかにならない様に互いにコミュニケーションをとっていきたいと考えます。受講のスタート時に、一年間の大きな流れを理解していただく為に、年間計画表を送ります。同時にテキスト類を一組にしたものが手元に届きます。
日本画独自の解釈を学ぶ
素描と水彩画の両輪をくり返し制作していく形によります。日本画科はどの大学でも入学時に″写生″という物の観察の仕方を大切にする様に教えられます。それは入試の課題にも太い幹のように根付いているので、皆さんが日本画の受験を考えていく上において″観察する″ということは忘れてはならない事項です。一朝一夕に身に付くものでは無いので、反復が基本となります。通信カリキュラムもこの一点を柱に出題します。
出会いを通して自分を知る
自分の観方で対象を描き、そして講師が評価していくだけではレベルアップは望めません。やはり第三者の作品を見て、自分との差異に気付くことが大事です。各講習会は、参加することで、多くの情報を呼吸して下さい。実際に会って面接をすることから、互いの理解が深まることと思います。志望校の選定を考える上にも重要な時期には、アドバイスを受けて下さい。
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