絵画表現には、その人なりの見方や感じ方があります。同じように描画表現の習得方法も十人十色であるはずです。この考え方から通信教育の制作の在り方を常に研究し、確実にステップアップできる課題を提供できるように努力しています。課題は全7回に分られています。それぞれの時期に必要なカリキュラム内容が設けられ、無理なく確かな実力がつけられていくような指導システムを展開しています。
指導システム
立美から出される課題はひと月2〜3課題のペースで制作し、年間20課題の予定です。毎回の課題一式には付属して参考作品写真や油絵科独自の表現・技法テキストが添付されています。制作上で意識しなければいけない造形的な問題や解釈しなければいけない絵画空間のことまで、できる限り解りやすく解説しています。出題の制作に沿ったテキスト内容により、スムーズな制作が可能となるでしょう。平行して、あなたが疑問に思ったことや質問したい事柄を講師に密接に聞く事のできるように通信ノートを活用しています。このノートの特色は制作上の具体的なアドバイスはもちろんのこと進路やその他の相談事にも親身に話し合える場となっています。また作品を直接持参しての講評はいつでも受けられます。夏期及び冬期講習会参加は直接の指導を受けられる絶好の機会です。また多くの受験生の中で制作することは、自分の作品を客観的に解釈していくことや上達の手掛りをつかむ上で、欠かせない経験となるはずです。
充実したカリキュラム内容
一人一人の資質や個性にあわせて課題内容を考えていきますので、個性的な表現を大切にした指導が行なえます。志望校や経験の度合を考慮し、カリキュラム作成を慎重に考え、無駄の少ない有意義な制作がなされるように気を配っています。
課題は次の三つの基本養成時期を軸に目標の大学に向けて課題の選定をしていきます。
基本的な造形力の養成時期(4月から7月)
身近なモチーフの細密描写を中心に観察力を重視します。石膏デッサンや自画像、風景写生などをとおして基本的形態把握、空間的構造の把握を養います。また対象を素直に見ることから丁寧な見方を培い基礎力の充実を計ります。
イメージ力、構成力の養成時期(9月から12月)
基礎となる描写力の確認を行いながら、写真や資料を用いた画面構成、ものの組み合わせ理論やイメージ的表現を取り入れた構成課題を中心にわかりやすいテキストを用いて行います。油彩画の技法習得のための模写、マティエール研究も課題に盛り込んでいきますので、豊かに表現の幅をひろげていきます。
総合力、表現力アップの時期(入試直前講習参加)
年間を通して自分の表現を積み上げてきたものをまとめる総合的な力を養います。表現を出題課題に生かせることが入試には不可欠です。さらに1日制作の密度の濃い授業内容が合格レベルの段階に引き上げていきます。早くからの直前講習会合流が合格の鍵となるでしょう。立美油絵科の強合格を誇る昼間部生の中に入っての制作になり、質の高い表現力を目の当たりにすることや的確な受験対策指導が受けられるので、不安な人でもメキメキと実力をつけていきます。講習生や通信生の合格率が高い理由がここにあります。
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