夏私が初めて立美に出会ったのは高校二年の春期講習会からでした。それまで私は、自主的にデッサンや他の実技をやってきて満足していました。しかし実際講習会に来た時、周りのレベルの高さや受験に対する意気込みに吃驚、いやショックでした。今までの自分がいかに美大受験をなめていたかが、露骨に表れた瞬間でした。しかし立美に通おうにも、私の家は立川からずいぶん離れていたので、立美に定期的に来ることは困難でした。そして考えた末、立美にには通信があると聞いた私はこの『通信教育学科』を利用することにしたのです。初めて課題の講評を見たり、添削された自分の作品を見た時は緊張と期待でいっぱいでした。その緊張感や期待感が味わいたくて毎月送っていたように思います。やっぱり人に評価してもらったり、アドヴァイスをもらったりすると嬉しいし本当に良い刺激になりました。それに他の人の作品や過去の参作も見られるので、良い情報源になりました。しかし最も良いところは自分のペースで描けると云う事だと思います。時間を上手く使えば、勉強も遊びも充実出来ると思います。私も絵を描くのが憂鬱な時もあったけれど、それでも自分の時間は作れ、本当に色々と充実した受験生活を送ることができました。迷ったりスランプに陥った時は、月に一度先生方からかけてくださる電話で相談にのってもらい、解消していきました。今思えば、私は相当電話でべらべら喋っていたと思います。先生方その節はお世話になりました。本当に感謝しています。「通えないはハンディじゃない」というキャッチフレーズは紛れもなく真実です!「通信教育をやろうと思ったあの頃の自分に乾杯」そして「今の自分はエンジョイ」今そんな気分です。