参加するにあたって「クロッキーとは?」知識を広げておきましょう。
クロッキーと、デッサンの違い
簡単に言ってしまうと、時間です。
じっくり時間をかけて対象を見つめるのがデッサンであり、
短い時間で対象を捉えるのがクロッキーです。
タチビのクロッキーゼミでは一対象物を2分〜20分の時間配分で感覚的に捉える練習をしております。
そのため、デッサン時のようなディテール(細部)を捉える仕事よりも、
動き
光と影
形
を感覚的に捉える仕事になります。
その時感じたものを大切に。
クロッキーの面白さ
短時間であるからこそ、見ている物が新鮮に捉えられるのです。
例えば、目の前のモデルさんを前にして、たった5分だけで似せようと考えます。
たった5分や10分のクロッキーの方が10時間以上かけて描いたデッサンよりも、
新鮮で、似ていることもあるのです。
細部の形も大事ですが、その前に
・モデルさんの佇まい
・雰囲気
を大事にしながら取り組みましょう。
全体を把握していく力を付ける事。
これが確固としたデッサン力の基本です。
また、裸婦モデルさんの
長時間の時とは違う、
アクロバティックで藝術的なポージング
も楽しみの一つではあります。
一本の線を引く
皆さんは「線」について考えた事がありますか?
対象に迫った線。確信を持てる線。
紙に一本の線を引くことがどれだけ勇気のいる事であるか。
それを二度と消せない画材、ペン、墨汁、絵の具等で取り組んだ時の
緊張感!!
画材も駆使していろいろと表現しよう!! |